東京の5つ星ホテルを制覇するべく、高輪 花香路に泊まってきました!
都内の他の5つホテルとは一線を画したホテル。5つ星ホテルだと、星のや東京と2つしかない旅館タイプのホテル。
高級ホテルを検討する中で、泊まるかどうか?悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当記事では、都内の5つ星ホテルをほぼ制覇した僕が、泊まらずして誰が泊まる!ということで、徹底的に花香路をレビューしていきます!
ちなみに宿泊したホテルは以下の通りです。
ザ・リッツ・カールトン東京、マンダリンオリエンタル、パークハイアット、グランドハイアット東京、ハイアットリージェンシー東京、The Okura Tokyo、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町、東京エディション虎ノ門、ザ・ペニンシュラ東京、シャングリ・ラ東京、コンラッド東京、インターコンチネンタル 東京ベイ、アンダーズ東京、フォーシーズンズホテル東京大手町、帝国ホテル、パレスホテル、ウェスティンホテル東京、ヒルトンお台場、アマン東京、椿山荘、メズム東京、雅叙園、ホテルニューオータニ、ザ・キャピトルホテル 東急、フォーシーズンズホテル丸の内、ザ・プリンス さくらタワー東京、星のや東京、ザ・プリンス パークタワー東京、グランドニッコー東京 台場
ほぼ全ての5つ星ホテルを泊まってから、高輪 花香路に泊まってみて思った優れた点、劣っている点に関して解説していきますね!
こちらの記事を読んでいただければ、宿泊後に「こんなはずじゃなかった…。」と支払った数万円の宿泊費が無駄になることはありません。
ぜひ最後までお付き合いください。
高輪 花香路 の概要と旅の情報
まずは、高輪 花香路の概要をチェックしていきましょう!
住所 | 〒108-8612 東京都港区高輪3-13-1 |
---|---|
チェックイン/アウト | 15:00 / 12:00 |
客室 | 全16室 |
レストラン&バー | フランス料理 ル・トリアノン 鉄板焼 しゃぶしゃぶステーキハウス 桂 天婦羅 若竹 ラウンジ 光明 茶寮 惠庵 シガーショップ&バール・コネスール |
フィットネスセンター &プール |
◎ ザ・プリンス さくらタワー東京の利用可能 |
無料WiFi | ◯ |
駐車場 | あり |
クラブラウンジ | あり |
フォーブスのホテル部門で5つ星を獲得しているだけでなく、一休の口コミ4位(2022年7月時点)を誇る、高級旅館です。
お部屋は16室と都内のホテルの中でも圧倒的に少なく、高いホスピタリティを期待できるホテル。
宿泊者は敷地内にある他3つのラウンジを自由に出入りすることができ、ラウンジホッピングができるホテルとして親しまれています。
そんな高輪 花香路のアクセスはこちら。
品川駅徒歩三分
旅の情報
グランドニッコー東京 台場の概要を理解していただいたところで、次に僕たちの宿泊情報について簡単に紹介しますね。
金額:39,109円
宿泊したカテゴリー:【早割90】90日前のご予約でお得にステイ(室料のみ)
予約サイト:一休.com
旅のお供:彼女さん
フォーブス5つ星を受賞している上、16室しかないお部屋数でパーソナルなホスピタリティを受けられるのでお値段もそれなり。いや、普通に値段相応ですな。
とはいえ、4つのクラブラウンジを使えてこの値段は破格だと思ったので、即予約しました!
4万円切っていたら即予約かな、って感じです。
前情報はこんなところにして、実際の宿泊記へ移っていきましょう。
高輪 花香路 宿泊記
満足度の高い1泊2日を徹底レビュー
スタートは品川駅!駅から3分という良アクセス
高輪 花香路のスタートは、品川駅。歩いて3分程度、ザ・プリンス さくらタワー東京を横目にもうちょっと歩いた場所にエントランスがあります。
ザ・プリンス さくらタワー東京へのアクセスは宿泊記となるこちらの記事をご覧ください。
フォーブス5つ星を獲得した風格を見せつけられる感じ。好きデス。
入り口は、完全に独立しているかと思いきや、グランドプリンス高輪内から入っていくんです!
このように入り口があります。堂々としたフォーブス5つ星。日本の5つ星ホテルの中でも受賞しているホテルはかなり限られるのでワクワクが募ります…!
エレベーターで上がったら簡単なフロントがあって、そのままお部屋に行く感じ!
エレベーターホールから、通路。お部屋は16室とかなり限られているので、そこまで広くなく、すぐにお部屋へアクセスが可能です。
では、次にお部屋の詳細をチェックしていきましょう。
品川駅すぐだとは思えないラグジュアリー旅館のお部屋に驚き!
今回のお部屋は、山茶花(さざんか)のお部屋。早速内装を見ていきましょう。
さすが旅館といわんばかりに、靴を脱ぐスタイル。
入り口部分からの景色はこんな感じです。入って右側にバスルームがあって、奥に寝室があるスタイルです。
まずリビングスペースとなる、奥のお部屋からレビューしてきますね。
…とその前にミニバーコーナーをご紹介!
このような形でドアのすぐ横にミニバーコーナーが設置されています。ラインナップとしては、アルコール類にグラス・マグカップ・水・ポットやネスプレッソなど!
このネスプレッソのカプセルの種類は、ホテルによって全然違うので、ホテルステイの密かの楽しみ。紅茶だったり、ホテルオリジナルのお茶も楽しんでくださいね。
下には冷蔵庫があり、お酒やジュース類などが揃っていました。ラウンジで飲みものは無料なので、敢えて飲まなくてよいかな!ってお思いの方が多いのではと思います。
また入ってすぐ目の前にある靴箱には、以下のように足袋のスリッパが。
この足袋風スリッパ、本当に履き心地がよくて持ち帰って、家でも使っています(笑)普段使いにもめちゃくちゃ心地よくて、ここまでハマったのは30近くのホテルを巡っていて初めてなので、純粋に感動ました。
靴下もテキトーなものではなく、こだわりの丁香染のもの。匂いがとてもこの和室の雰囲気にもあっていて、この設備?備品の良さに感動したのでした…
では、気になるお部屋をチェックしていきましょう!まずは四隅の写真から!
お部屋はとてもシンプルで、ベッドと机、テレビに押し入れが揃っているレイアウト。
ドア側から詳細を見ていきましょう。入り口すぐの押し入れはクローゼット▼
真ん中は、テレビや引き出し類。
▼奥のクローゼットはこんな感じです。
▼中には寝巻きセットが、2色揃っていました。
旅館らしさがあってよいですねええ。
▼最後にベッド周りをチェックしていきましょう。
▼右手には和室にあったおしゃれなライティングと時計、テッシュ類が完備。
▼左手には、ライトのスイッチや電話がありました。このへんは他のホテルとは変わらずですね!
▼この花香路の魅力ともいえるのは、この縁側部分。
荷物置き場になるのですが、日が当たるので日向ぼっこするには最高の場所。…ですが、以下の写真のように、眺望があまりよくないので、長時間いることはあまりないかな、って場所でした。
最後に、テーブルにあったホテルからのウェルカムギフトをご紹介!
一休のダイヤモンド特典なのですが、お菓子類とお茶のセットが配置されていました。
縁側部分に、生花(あじさい)が生けてあったのですが、花の説明が。こういうメッセージカードって1つ1つが愛おしくなりますよね。手書きじゃなくても、心遣いが本当に嬉しい。
また、ウェルカムスイーツと茶菓子と抹茶が。
本来はチェックインをするクラブラウンジで、とのことだったのですが、混雑していたので、お部屋でゆっくりしつつ、頂戴しました。
以上、お部屋のレビューでした!先ほどスキップしたバスルームをチェックしていきましょう。
バスルーム!設備は最高だけどちょっと使い勝手の悪い設計でした
バスルームは、入ってすぐ左がお手洗い、右がシンク、奥がシャワールーム&バスタブという配置。
シンクは1つで、スタイリッシュな感じ。白のシンクと大理石のような土台で清潔感バツグン。ただ、右のドアを開けると、内開きなのでシンクが使えず、施工の甘さというか使いづらさを感じました…ちょっと残念。
アメニティですが、手前が一休のダイヤモンド特典で、奥側のが通常アメニティです!
通常アメニティは、GROWN ALCHEMIST。オーストラリアのメルボルンで誕生したオーガニックブランドです。匂いはシトラス系でイソップとちょっと似ている感じの印象を受けました。イソップもメルボルン発だし、どちらかがインスパイアされたのかな、なんて。
▲こちらがダイヤモンド会員特典でついてきたアメニティセット!
花香路の入浴剤は、松や梅といった和の香り。旅館にいる気分がアップして嬉しい計らい!
こちらが一番奥にあるバスルーム。バスルームとシャワーが一緒にまとめられている感じが日本人向けな感じで使いやすくて。椅子とおけは木の感じがまた雰囲気を出していて好きでした。
バスタブは小さく見えますが、170cmの僕でもゆっくりできる作り。高級ホテルでの楽しみの1つはバスタイムなので、入浴剤を入れつつ楽しみます…!最高のひととき。
以上がお部屋のご案内でした!
個人的にここまで旅館風に振り切っているんだから温泉があれば100点満点だったなあなんて。ただ、品川すぐの場所だし、さすがに難しいのかな、なんて思いました。
温泉がない、都内に静かに佇む、ホスピタリティに溢れた旅館という感じで泊まるとよいかななんて思いました!
WiFiの速度は?仕事も快適にできてZoom会議も問題なし!
「ワーケーションで泊まる予定!」
「場所の息抜きで高級ホテルに宿泊するから電波の知りたい!」
そうお思いの方向けに、通信状況もレビュー!
結論、全く問題なしでした!
Zoomだったりも全く問題ない水準ですし、ワーケーション予定の方も安心してご予約にお進みください〜!
花香路の魅力!ラウンジホッピングを楽しむ
高輪 花香路の最大の魅力とも言えるのが、敷地内にあるラウンジを4つ楽しめるということ。
ラウンジは、宿泊者の中でもお部屋をグレードアップした方しか入ることができないエリアで、お酒や軽食が食べ飲み放題の場所です。追加代金はかかるものの、ワンランク上のサービスを受けられるので、より満足度の高いホテルステイになるんです!
花香路 「ラウンジ桜彩」
ザ・プリンス さくらタワー東京「エグゼクティブラウンジ」
グランドプリンスホテル高輪「クラブラウンジ 花雅」
グランドプリンスホテル新高輪「クラブラウンジ」
※グランドプリンスホテル新高輪「クラブラウンジ」は当面の間、営業が休止しています。
他のホテルに宿泊しても、その宿泊ホテルのラウンジしか使えないので(ザ・プリンス さくらタワー東京に宿泊したら、ザ・プリンス さくらタワー東京しか使えないって感じです)、花香路がいかにすごいかが分かりますよね。
1つずつご紹介していきますね。
高輪 花香路のラウンジ
まずは花香路のラウンジ。テーブルの数がかなり限られている印象でした。コロナの影響もあるかもしれませんが、チェックイン時に満席だったため、本来はラウンジでチェックインだったところ、お部屋でのチェックインになんてことが。
宿泊者専用ラウンジと聞くと、リッツカールトンの高層階にあるクラブラウンジを想像してしまい、景色よし/ホスピタリティよし /食べ物のクオリティよしってイメージだったものの、高輪 花香路のラウンジは窓がないため、ちょっと窮屈な印象を受けました。
フォーブス5つ星の証拠となる置物も!
夜の軽食時に出された軽食のメニュー▼
手毬寿司や鴨など、お酒に合う品の数々。
お酒に関しては、シャンパンや赤ワインなど、豊富なメニューが揃っていました。
ペリエやクランベリージュースが入っているところが、高級ホテル感がありますよね。
と、夜の時間帯にはお酒があって、お昼の時間帯にはソフトドリンクや紅茶が揃っている感じで、夜の軽食時にお酒のおつまみを注文できる感じでした。
以上が、花香路のラウンジです!
グランド高輪 のラウンジ
個人的に一番好きだったのは、このラウンジでした。
入り口は、自動ドアでお部屋のカードキーを使って入るような仕組み。入れる人=ラウンジが使える人って感じなので、ホスピタリティも高く満足!
このラウンジ、1階に位置しているのですが、窓側の席に座ると、日本庭園の一番のスポットが目の前。お酒やフィンガーフードを嗜みながら、風景を楽しむことができるのです。
ラウンジ自体の広さもしっかりあって、開放感があり、空間としてもとてもおしゃれな雰囲気。
一番広い場所の席は全部テーブル席なのですが、上記のようにソファ席があって、ゆっくりとお話ができたりもします。
フードや飲み物の種類も一番豊富な印象でした。
カシスやワイン、焼酎など、セルフサービスでアルコールも飲めるようになっていました。花香路のラインナップより豊富な印象でとても満足度が高い…!
夜の時間帯の軽食ですが、以下のような鴨肉やごぼうの八幡巻きお漬物(この時はタイミング売り切れでした)もずく酢といった、お酒に合うラインナップ!
このラウンジは、夕食代わりになりそうなしっかりとしたメニューも提供。
てな感じで、フードもしっかり揃っているし、窓からの風景もとてもよいし、どこかのラウンジしか行けないとなったら、僕は間違いなくここを選ぶし、彼女さんも同じ選択をすると思います!
▼少食の方なら普通にお腹いっぱいになる量だと思います!
さくらタワーのラウンジ
最後のラウンジは、ザ・プリンス さくらタワー東京のラウンジ!
ザ・プリンス さくらタワー東京のラウンジは、内装がおしゃれで、金色をベースとしたインテリアに和の調度品として配置されている感じが居心地がよかったです。
1階部分にあるのですが、実質地下みたいな作りといいますか、庭園が高い位置にあるので、1階のラウンジからの眺望は微妙な感じになります。
気になる飲み物や食べ物のラインナップですが、以下のような感じ。
ソフトドリンクやビールが飲み放題。ウィルキンソンがあったりと、こだわりのドリンクばかりで嬉しい。
▼横にはもちろんコーヒーマシーンも完備。
▼リキュール類も他のラウンジ同様に揃っている感じでした。自由に自分でカクテルを作れるのは嬉しいですよね。コロナがなかったら、作っている人がいるのかなあ。
日本酒やワインななどのアルコール類はしっかりありました。
気になるフードですが、鶏肉のソテー(左)やシーフード入りのサフランライスコロッケ。
タコのバジル風味やチーズ類、オリーブなど、今までのラウンジは和な軽食だったのですが、こちらの軽食は洋食という印象です。
お酒がメインとなるナイトキャップの時間は、以下のようなミックスナッツやビスケットなどが提供されます。
ウエハースやチーズおかきなど乾き物がメインでした。チョコレートなんかもあって、完全にお酒のつまみ類!って感じです!
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以上が、ラウンジホッピングでした!
3つの回るとなると、かなり忙しくなるので、多くても欲張らずに2つくらいに絞っておくとゆっくり滞在ができるなあ。という印象でした。
参考になれば幸いです!
朝ご飯は花香路のラウンジにて!
朝食は、一番豪華であること間違いない、花香路にて。
▼メニューはこんな感じ。
これが朝食です!ご飯は、普通のご飯かお粥かを選択可能です。THE 和食で、かなりボリューミーですが、美味しくいただきました。
他のラウンジでも朝食は取れるのですが、このメニューを見る限りこの花香路のが一番豪華かなと思います!他のところはアメリカンブレックファーストとかだったので!
ぜひ参考になれば、幸いです!
約20,000平米におよぶ庭園を散歩!朝と夜で異なる顔をご覧あれ
高輪 花香路は、4つのホテルがある20,000平米に及び敷地に位置しており、庭園の散歩を楽しむことができます。
詳細を知りたい方は、ザ・プリンス さくらタワー東京宿泊時にしっかりと回ったので、ぜひ以下よりご覧ください。
高輪 花香路の宿泊前に知りたい情報
では最後に高輪 花香路の宿泊前に知りたい耳寄り情報について、ご案内しますね!
●●なら格安に高輪 花香路を予約可能!
同じお部屋でも少しでも安ければ、それはそれで嬉しいですよね。その浮いた分、レストランなどでお金が使えるわけですし。
一番格安で予約ができるなと思ったのが、僕が予約したサイトである、一休.com。
Reluxや楽天トラベル等のサイトも見てたのですが、ついたポイントをそのまま支払いに回せるのがとても大きくて、一休.comが圧倒的に安く予約できました。
ツインベッド/ダブルベッドも確約できるし、ホテル情報もすごく詳しく載っているし、現役旅行会社勤めとしても、見習いたいくらいのサイト!!!
少しでも安く予約されたい方は、一休.comがおすすめです!
総評 〜高輪 花香路 宿泊記まとめ〜
まさに、ホテルのコンセプトとなる 「和のおもてなし」が織りなす特別な時空間へ の工夫が随所に施されたラグジュアリー旅館でした!
一休.comで口コミランクが高いのも納得、5つ星ホテルとして本当におすすめなので、滞在の予約を迷っているのであれば、ぜひ予約に進んでみてはいかがでしょうか。